最近、『DRVR』の広告をよく目にします。
何やらグラビアアイドルが『DRVR』を持っている広告なので、イヤでも目に付きます。
『DRVR』って何か。どんなVRなのか?
ざっくりとお伝えします!
『DRVR』は中国のVRヘッドセットメーカー『大朋VR』

現在、VRというとOculus(Facebook)、HTC、SONYのPSVRが3強なわけですが。
中国では、独自にVRが開発されているというわけで。
それが『DRVR』こと『大朋VR』社です。
「VR元年」と言わている2016年より前の、2015年に先進的なVRゴーグルを発売していたという感じです。
これが中国ではダントツで一強のシェアを獲得。
その後も、次々と新製品をリリースしています。
『DRVR』は中国の最先端都市・深センから世界を狙う

深センといえば、中国の経済特区。そして最先端のハイテク都市。
『DRVR』はそこに工場を構え、「日本にも安くて質の高い製品をお届けする」としている。
そんなわけで日本でも3種類のVRゴーグルが販売されています。
中でも一番安い「DPVRパーソナルシネマ」は、16GBで2万3000円です。
DRVRのパーソナルシネマについて

>>>DRVRパーソナルシネマ
「パーソナルシネマ」という名前通り、ひとりで映像を見るためのVRゴーグルです。
コントローラはありません。頭で画面内のカーソルを動かして、本体右に付いてるパッドを押したりスクロールしたり。って感じの操作です。
元から入っている、「360Channel」と「VeeR VR」。この2つのアプリでVR動画を見ることができます。
「360Channel」は日本のコンテンツが中心で、「VeeR VR」は海外のコンテンツが中心です。
それ以外にも、ブラウザからYouTubeなど、普通にネットから見れるウェブサイトも使えます。
VRゲームなどがやりたい場合は、他のDRVR製品で。って感じですね。
最近よく目にする広告は、『DPVR P1 Pro 4K』

最近、広告で目にするDPVRはコレですね。『DPVR P1 Pro 4K』。
その名の通り、4K対応。
「パーソナルシネマ」と同じく「360Channel」と「VeeR VR」が見れる。
それに加え、映像配信サービスの「PICMO VR」も見れて、
アプリストア「VIVEPORT」にも対応しているので、ゲームも遊べます。
DRVRのこれからは?今後の未来

日本でOculusQuest2が発売される今。
同じくらいの価格で「DPVRパーソナルシネマ」があっても、手を伸ばす人は少なそうですよね。
なぜこのタイミングでDRVRの広告をよく見かけるようになったのか…謎です。
しかし、これからアメリカと張り合ってこうという中国製品ですので、今後の動きには注目しておきたいところです。
DPVRも「品質改善や小型化・軽量化に取り組んでゆく」という攻めの姿勢。
さらに、5Gを使った“クラウドレンダリング技術”に力を入れているとのことです。
“クラウドレンダリング技術”とは何か
簡単に言うと、個人のパソコンで処理せず、サーバーで処理して表示させる。
それによって、表示が高速にもなるし、高スペックなパソコンも必要なくなる。
“クラウドレンダリング技術”が進歩すれば、どんな高クオリティなVR体験ができるようになるのか。楽しみですね。
以上、中国のVRゴーグル『DRVR』についてお伝えしました!
中国のVR、どれだけ進化しているのか気になりますね。
今後も注目していきたいと思います!
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