バーチャルな映画【ダークシティ】あらすじ、感想レビュー!

1998年に制作された、怪作SF映画【ダークシティ

【マトリックス】と同年に上映され、類似性も指摘されている本作。

映画【ダークシティ】とは一体何だったのか、感想レビュー!

バーチャルな映画【ダークシティ】あらすじ、感想レビュー!

バーチャルな映画【ダークシティ】あらすじ、感想レビュー!

映画【ダークシティ】あらすじ

映画【ダークシティ】あらすじ

バスタブで目を覚ました男、ジョン。ここがどこなのか、記憶にない。鏡に映った顔にも、覚えがない。

そこへ突然かかってきた電話。「シュレーバー博士」と名乗るその相手から、逃げるよう指示される。

部屋を見てまわると、そこは殺人現場だった。

逃げるように部屋を出ると、追ってきた謎の黒づくめ集団。

太陽が見当たらないこの町で逃げ回るうちに、ジョンの違和感はどんどん大きくなってゆく…

そして、黒い集団が何者かわかってゆくうちに、この町の謎も解けてゆく。

どうやら自分の“記憶”は、刷り込まれたものだったのだ。愛する妻の記憶さえも。

映画【ダークシティ】感想レビュー

うーん。いい素材は揃ってるんだけど…傑作になりそびれた感。

「ここはどこ?私は誰?」っていう、典型的な“わけがわからないまま進む”タイプのストーリー。それはいいんですが。

最初のところで、観る側を引き込むポイントがないまま話が転がってってしまう。

まずはじめに主人公への「共感」か「同情」か、何かしらの“チューニング”が必要だった。

そこの歯車をかみ合わせずに超能力“チューン”が出てきても「ヘ?」っていう。

物語に入れてないまま展開してっちゃうので、自分とは関係ない劇を見ている感じになっちゃうんですよね。

というとつまらなそうですが、面白いとこもいろいろあって。

良い点とイマイチな点を並べます。

映画【ダークシティ】良い点

映画【ダークシティ】良い点

・けっこうキャラは立っていて良い感じ

妻も刑事も博士も“異邦人”も、端的にキャラ描写されていてそれぞれ引き立ってはいるんですよね。

キーファー・サザーランド演じる「シュレーバー博士」なんかは、物語中で一番しんどい役じゃないですか。

“異邦人”に従って橋渡ししつつ、それに耐えながら長年仕込んでたわけですよね。それが実ったわけで。ある意味ほとんど主役。

このキャラをかみ砕いたら、もっと味したんじゃないか。ってぐらい執念の男。

それぞれのキャラは立っていて良いんですよね。

・ダークな画面からの、ラストの光へ

【ダークシティ】ってタイトル通り、暗いトーンの画面で展開してく。

ずーっと色味が無いところからの、ラストの光。

やっとトンネルを抜けたような感覚になるところなので、良いですよね。

今の映像ならもっと綺麗に、壮大にできそう。

・0時に巻き起こる、独自の映像

0時になった時の、街が生成されてく感じとかはこの独特で面白いですよね。

映画【インセプション】なんかは、これをヒントにしたみたいじゃないですか。

確かにそんな感じの映像あったな、と納得。

この12時の場面だけでも観る価値アリ。

映画【ダークシティ】イマイチな点

映画【ダークシティ】イマイチな点

・最初の説明って、いる?

はじめに“異邦人”とか“チューン”について触れられてから主人公の画になるんですが。

いきなり説明から入るみたいなの、あまり好きじゃないんだよな…

そういうのって、うまいことストーリーで刷り込ませてくのがウデの見せ所というか。

いきなり見る側に世界観ごちゃごちゃ詰め込むより、

「なんだかわからん殺人現場で目を覚ました男」だけではじまる方がすっきりしてていいと思うんだが。

・超能力バトルがなんか笑える

クライマックスで、超能力“チューン”によるバトルがはじまったんだけど、チープすぎて。

「ナニコレ?」っていう。

大友克洋マンガのように、圧倒的緻密さで描かれた絵とかならいいんだけど、この映像だとな安っぽくしか見えなくて。

もーちょい何か、「罠仕掛けてました」みたいな頭脳戦にできなかっただろうか。

・記憶操作モノの考えどころ

【メメント】【トータルリコール】みたいな、記憶に関する話、記憶操作される話はいろいろあるわけですが。

この【ダークシティ】の場合、現代社会を風刺するような記憶操作ストーリーにもできそうですよね。

“異邦人”も“チューン”も現代のあるあるな存在に置き換えて、比喩を強められないものだろうか。

そうして「そうだよな、僕らって記憶を植え付けられてるようなもんなんだよな」みたいに納得して、ストーリーに共感できたら。

一気にカルト的人気を得る傑作になると思うんです。

映画【ダークシティ】をバーチャルな映画として見る

映画【ダークシティ】をバーチャルな映画として見る

【ダークシティ】にはVRやARといったものは出てこないですが。薬で記憶操作をする感じですね。

この、「なかったはずのイメージを刷り込む」っていう。

認識・知覚に関するストーリーが「“VR”や“SR”に通じるな」ってことで取り上げました。

【マトリックス】と似てる、と言われたりもするようですが。

「人々が思い込まされてる」という設定が似てるってだけで。全く別物ですね。

もし今後の未来。

“VR”や“SR”によって人間の記憶に“刷り込み”ができるようになるとしたら。

その時、現実感をともなってこの【ダークシティ】がリメイクされたら…

ものすごい傑作となって甦る可能性はあるな、と期待しています。


以上、バーチャルな映画【ダークシティ】あらすじ、感想レビュー!をお伝えしました!

いろいろと見どころはある映画です!

いつかリメイクされる前にどんな作品か見ておくのもいいんじゃないでしょうか!

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