【VR・AR~MR】まで徹底解説!その先にある【XR】の未来とは?

どうも。カルチャーマニアのSai(@saisei_to_hakai)です。

「VR・ARの他にもMR・SR・DR・XR…いろいろあるけど、どんなものなのか知りたい!」

というアナタに。『VR・AR・MR・SR・DR・XR』のそれぞれについて、わかりやすくお教えします。

これをサクッと読めばVR・AR~XRまで、すべてわかりますよ。

 
さい
VR歴3年の僕がお伝えするよ!

【VR・AR~MR】まで徹底解説!その先にある【XR】の未来とは?

【VR・AR~MR】まで徹底解説!その先にある【XR】の未来とは?

VRもARも「同じ山の頂点を目指している。登るルートが違うだけ」とよく言われます。

VR・AR・MRの技術が進歩するほど、境界線はなくなってゆきます。

VR・AR技術の現場では、それらの技術をまとめて“XR”と呼ぶようになっています。

数学の授業で誰もが使った“X”。未知の数字。何かが入るブラックボックス。

「XR」を知るために、VR(ヴァーチャル・リアリティ)をはじめとした「◯◯リアリティ」について以下に整理します↓

VR(Virtual Reality、仮想現実)とは

VR(Virtual Reality、仮想現実)とは

VR(ヴァーチャル・リアリティ)とは、現実ではない別世界を体験するものです。

VRゴーグルをかぶって別世界を見る様子をテレビでも見たことがありますよね。

VRゴーグルの定番といえばこちらの『Meta Quest2』が大人気です↓

現実が見える視界をシャットアウト。別の視界を目の前に差しかえる技術。

これによって、宇宙の法則を無視した世界を体験できます。

今後は、軽いメガネ型になって、コンタクト型になる。

さらに進化すると、目に直接映し出したり、脳につないで全ての感覚を差しかえる、という未来になってゆくと言われています。

AR(Augmented Reality、拡張現実)とは

AR(Augmented Reality、拡張現実)とは

AR(オーグメンテッド・リアリティ)とは、現実世界に別の情報を足せるものです。

要するに「ポケモンGO」のようなものです。

スマホやメガネを通すと、あたかもそこにあるかのように見える。

現実の空間に、別の情報を重ねることができます。これによって案内や方法なども表示できるので、便利になります。

マイクロソフト社が「ホロレンズ」というARグラスを作っています。

今後は、大手企業が次々とARグラスを開発してく予定です。

一般の人々には、VRより先にARが日常的になると考えられます。

MR(Mixed Reality、複合現実)とは

MR(Mixed Reality、複合現実)とは

MR(ミックスト・リアリティ)とは、VRとARの両方を合わせたものです。

現実世界も仮想世界も、境界がなくなります。

現実に仮想をどれだけ混ぜるか。仮想に現実をどれだけ残すか。

自由に選択でき、操作できます。

仮想と現実の、なめらかなグラデーション。それがMRです。

SR(Substitutional Reality、代替現実)とは

SR(Substitutional Reality、代替現実)とは

SR(サブスティテューショナル・リアリティ)とは、現実としか思えない映像を見せ、それを現実のように感じさせるものです。

よーするに、現実を別の現実にすりかえるわけです。

今のところ、過去の映像を使ってすりかえます。

SRを体験した人は、今の現実を見ているか、どこから過去の映像を見ているのか、気づきません。

なので、すべて今現実に起きていることだと思い込みます。

今後は、視覚や聴覚だけでなく、五感すべてをすりかえることを目指しています。

本当の現実か、すりかえられた現実かは、まったくわかならくなります。

DR(Diminished Reality、減損現実)とは

DR(Diminished Reality、減損現実)とは

DR(デミニッシュト・リアリティ)とは、現実からいらないものを消す技術です。

行動する中で「街のうるさい騒音を消す」「過激な広告が見えないようにする」「電線や電柱を消す」など、いらないものを現実から差し引きます。

今あるもので言うと、ヘッドフォンの「ノイズキャンセリング」。あれの進化版みたいなものです。

未来にある【XR】とは

未来にある【XR】とは

以上の「○○Reality」をまとめて「XR」と呼ばれています。

さまざまなバーチャルと混ざり合った現実。それがXRの到着点です。

歴史を振りかえってみれば、バーチャルにいろんなことができるスマホ。

バーチャルにやりとりでき、情報を得られるパソコン。

バーチャルに誰かが動き、話しているテレビ。

バーチャルに誰かと話せる電話。

バーチャルに大勢に伝えられる本。

バーチャルに価値を置きかえられるお金。

バーチャルにコミュニケーションの質を高められる言葉。

バーチャルを使った、人類が生きてゆくための戦いはずっとあったわけで。

そして今現在の戦いがXRにある。

“認識する”という人間の性質をうまく利用できたなら。

今まで使われていた資源や労力は減り、さらに便利な人間社会が築かれてゆくのでしょう。

歴史の流れには逆らえません。これからどうやって社会にXRが現れてくるのか、見てゆくのが楽しみですね。

VRを実際に体験するならVRゴーグル『Meta Quest2』が大定番です↓

他、VR・ARの過去と未来についてはコチラにまとめています↓

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